不完全燃焼の幕切れだ。飛び込みの日本選手権初日(1日、日環アリーナ栃木)、公開競技の女子シンクロ板飛び込みは馬淵優佳(28=ミキハウス)、榎本遼香(26=栃木トヨタ)組が259・80点でトップだったが、世界選手権(来年2月、カタール・ドーハ)の選考基準を満たすことはできなかった。

渾身の演技を見せたが…
渾身の演技を見せたが…

 1つのミスが大きく響いた。馬淵が「3本目まではいい流れだったが、4本目に私が大きなミスをしてしまった」と振り返るように、4本目の305B(前逆宙返り2回半エビ型)で大失速。合計点でも選考基準まで17・2点及ばす、馬淵は「その1本で点数が伸びなかったので、本当に悔しいです」と顔をしかめた。

 女子シンクロ板飛び込み前に出場した3メートル板飛び込み決勝では、295・50点で3位に入った馬淵。「復帰後の自己ベストを更新できたけど、300点いきたいなというふうに思ってやっていた。あと少しというところだった」と反省。その上で「次は試合の反省点を生かして、300点を超えれるような演技をしたい」とリベンジを誓った。

客席にいた瀬戸大也
客席にいた瀬戸大也

 夫で競泳日本代表の瀬戸大也(29=CHARIS&Co.)が観客席で見守る中、収穫と課題を再認識。さらなる進化を目指し、夫婦ともに努力を続けていく。