【山口敏太郎オカルト評論家のUMA図鑑#529】UMAの中には「スカイフィッシュ」や「クリッター(宇宙アメーバ)」など、非常に奇妙な姿をしているものも少なくない。今回紹介するUMAもまた、非常に奇妙な姿をしており、本当にそんな生物がいるのかと疑ってしまうような奇妙な姿だ。

 その名は「エル・クエロ」。スペイン語で「革」という意味の名前なのだが、このUMAは名前の通り、牛の皮を広げたような、四角く平べったい形状をしているという。幅の広い胸びれに長いむちのような尾を持ち、口はチョウザメのようにとがっていて、目はカタツムリのように長い柄の先端についているという。大きさは60~150センチ。体重も約8・5キロとさほど大きくはないが、人間を襲うどう猛なUMAなのだ。

 アンデス山脈にあるチリの氷河湖ラカル湖に生息しているとされており、ワニのように湖から飛び出し、獲物(その中には人間も含まれる)に襲いかかる。そして口先で皮膚に穴を開け、内臓と血液を吸い出すという。

 現地では、ある女性による恐怖体験が伝わっている。女性が近くに赤ん坊を寝かせながら湖畔で洗濯をしていたところ、突如、平べったいワニのような生き物が水面から飛び出し、赤ん坊を飲み込んだ。そのまま生物は水の中に入っていってしまったという。平べったい生物が機敏に動くとは思えないが、話を聞く限りではかなり活発に動く生物のようだ。

 エル・クエロはアルゼンチンとチリに流れる川の近くに住む先住民らを中心に広く伝えられているそうで、研究者の中には南米の湖にすむという「フエケ・フエケ」というUMAとの類似性も指摘されている。フエケ・フエケの伝承の残る地域では、子供が水辺で溺れたりしないよう、「フエケ・フエケがいるから水場に近づくな」と言ってきかせるそうだ。日本でも小さい子供に水辺で遊ばないよう、「かっぱ」を引き合いに出して注意する事もあるが、同じような存在だったと言えるだろう。

 そんな奇妙なUMAエル・クエロの正体についてだが、「南米に生息する淡水エイではないか」という説が出てきている。しかし、エル・クエロには淡水エイとは違う特徴が多数備わっているため、ウミウシに似た原始的な無脊椎動物ではないかという説も出ているそうだ。ウミウシは活発な捕食者で、エル・クエロのように軟体動物を狩る時に陸に上がることもある。淡水に適応した大型のウミウシがエル・クエロの正体だったのだろうか。

 一方で、エル・クエロは南米の水辺に生息するマタマタという亀の誤認ではないか、という説も存在する。マタマタは平らな甲羅や体を持っており、気性が荒いので、生態を知らなかった昔の人が平べったい体の奇妙な生物を想像してしまったという事かもしれない。

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