全日本柔道連盟(全柔連)は23日、オンラインで強化委員会を行い、2024年パリ五輪の内定選手を発表した。男子100キロ超級では柔道五輪2大会連続金メダルの故斉藤仁さんを父に持つ男子100キロ超級の斉藤立(21=国士舘大)が選出され、同階級の影浦心(27=日本中央競馬会)との激しい一騎打ちを制した。

 この日の記者会見で男子日本代表の鈴木桂治監督(43)は「代表選考の中で、日本代表として五輪で戦う上で、メダルを取る取らないは大きな差である」と6日に行われたワールドマスターズ(ハンガリー)で3位を死守したことを評価した。そして「修正していくことはたくさんあるが、五輪までの期間を十分に活用しながら、金メダルを取れる選手に仕上げていきたい」と期待を寄せた。

 また、全柔連の強化委員長を務める金野潤氏(54)は「非常に魅力のある選手で、爆発的な力を持ちながらもまだまだ発展途上の段階の選手。パリでは個人、そして団体でも金メダルに貢献してくれると信じている」とそのポテンシャルを高く評価した。

 男子は73キロ級の橋本壮市(パーク24)、81キロ級の永瀬貴規(旭化成)、90キロ級の村尾三四郎(JESグループ)、女子は57キロ級の舟久保遥香(三井住友海上)、78キロ超級の素根輝(パーク24)の計5選手が新たに選ばれた。女子日本代表の増地克之監督(52)は「パリ五輪にベストなコンディションで臨めるように、スケジュールを明確にしていきたい」と力を込めた。