第一関門を難なくクリアだ。陸上の世界選手権初日(19日、ハンガリー・ブダペスト)、男子3000メートル障害予選が行われ、東京五輪同種目7位の三浦龍司(21=順大)は8分18秒73の組4位。予選1組で5着だった青木涼真(26=ホンダ)とともに、2003年パリ大会の岩水嘉孝以来、日本勢20年ぶりの決勝進出を決めた。

 同じ過ちは繰り返さなかった。無念の予選落ちに終わった前回大会から1年。「去年のようなレース展開を予想していた。少し流れるようなレースだったと思うが、ダイヤモンドリーグ(DL)でも経験してきた」とスローペースな滑り出しにも冷静に対処。中盤以降は世界トップクラスのハードリングを武器に、決勝進出圏内にまで順位を上げ、流すような形でフィニッシュした。

 世界のトップを見据える三浦にとっては通過点。「ここが肝だと思っていた。予選を突破することができたので、やっとスタートラインに立つことができた」と自己分析。直近ではDL・パリ大会で2位に入るなど、自信を深めているだけに「表彰台、メダルというところは狙っていきたい。クレバーな走りをしたい」と力強く決意した。

 青木とともに挑む決勝は22日(日本時間23日)に実施される。