フランス1部モナコの元日本代表MF南野拓実が、新シーズンでの復権を予感させている。
リバプール(イングランド)から完全移籍で加入した1年目の昨季、定位置取りに失敗。リーグ戦わずか1得点でカタールW杯後には、日本代表からも呼ばれなくなった。しかしザルツブルク時代に指導を受けたアドルフ・ヒュッター監督が就任して流れが変わった。Eフランクフルト監督時代にMF鎌田大地とMF長谷部誠、ヤングボーイズを指揮したときにはFW久保裕也を指導した〝日本人通〟だ。
ドイツ王者のバイエルン・ミュンヘンとのプレシーズンマッチ(7日)では、先制点を挙げ、PKを獲得した。試合は敗れたものの、存在感が光った。中でも3―4―2―1布陣のシャドーがフィットしているようで、クラブ公式HPによると、本人は「センターFWの後ろでプレーするのが一番好きなポジション。自分が成長でき、自分が良いと感じるポジションなのは確か」と手応えを口にした。
13日にクレルモンとのリーグ開幕戦を控え、モナコの地元メディア「モナコ・マタン」は南野に期待を寄せた。「モナコでの最初のシーズンは不本意な結果に終わったが、日本人ストライカーは、プレシーズンでかなり説得力のあるプレーを披露した。ベティス戦とBミュンヘン戦で得点を挙げた。Bミュンヘン戦では、モナコのベストパフォーマーとしてPKも獲得。ヒュッター監督率いる3―4―2―1の布陣において、ストライカーの後ろに位置することが自分にとって快適であることを示した」
その一方で「この日本人ストライカーはキレのあるプレーを見せるが、まだチャンスを逃すこともある」とも。不安要素を結果で払拭して完全復活をアピールすることができるか。









