日本大学が8日、同大学のアメリカンフットボール部員が覚醒剤取締法違反(所持)と大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕された問題について都内で会見を開いた。林真理子理事長は会見の冒頭で謝罪した一方で、問題発覚の経緯委や詳細については酒井健夫学長や沢田康広副学長に任せる場面が目立った。

 今回の問題について個人としての率直な感想を求められると「私が就任してからスポーツの方は副学長、学長にお聞きするという立場。はっきり申し上げて遠慮があった。私にはあんまりスポーツの組織が分からないし、昔からいる監督、コーチの方もよく知りません。なかなか彼らのグラウンドに行く機会もないので、そういうことは教学の方に任せるべきだと思っていた」と明かした。

 さらに、今回の問題を受けて「実は一番問題を抱えていたのは、このスポーツの分野だったということを今、皆さん(報道陣)の質問から認識した。私の方でもっと積極的に、遠慮せずにどんどんいくべきだった。他の文系の方々とは親しくお話しできても、ちょっとスポーツ関係の方とは距離を置くという私の心理が今回のようなことがあった時に影響しているのではないかと考えている」と反省の言葉を口にした。

 その上で、今後は自身の姿勢を改めていくことを明言。「これは本当に言い訳になりますけど、就任して1年、人事とか訴訟ですとかいろんなことをやっておりましたが、スポーツの方は後回しにしていたのは事実。これからは酒井学長と一緒に改革をスポーツの方に手をのばしていかなければいけないという気持ちでいっぱい。学長と相談しながらやっていきたい」と改革への意思を示した。