水泳の世界選手権14日目(27日、マリンメッセ福岡)、競泳女子200メートルバタフライ決勝が行われ、19歳の三井愛梨(横浜サクラ)は2分7秒15で5位。表彰台には届かなかったが、自分の力を出し切った。

 26日の予選、準決勝は「決勝に進むことを1つの目標にしていた」といずれも安定した泳ぎを披露。「一応緊張していたけど、25日の夜ぐらいから楽しみだった」と大物ぶりをのぞかせた。

 自身の泳ぎで最も心掛けているのは「前に体重を乗せること」。数々のオリンピアンを育ててきた藤森善弘コーチも「前に乗っかかるのがうまい。それは天性のもの」と評価するポテンシャルを見事に世界で発揮。決勝では攻めの姿勢でレースを展開し、後半に意地の追い上げを見せた。

 レース後には「正直に言うとちょっと悔しい気持ちがあるけど、前半から攻めたレースができて、こういう経験ができて、すごい楽しいレースができた」と振り返った三井。来年に迫るパリ五輪に向けて、貴重な糧とする。