なでしこジャパンは14日、オーストラリア・ニュージーランド共催女子W杯(20日開幕)への壮行試合となる国際親善試合パナマ戦(ユアスタ)に、5―0で圧勝した。いよいよ目前に迫った大舞台で期待を集めるのが、攻守で日本のカギとなるDF清水梨紗(27=ウェストハム)。悲願の世界一奪回への原動力となりそうだ。

 清水は不動の右サイドバックとして相手のアタッカーを封じる役割に加え、攻撃面でも抜群のスピードとクロスの精度で、サイド攻撃は日本最大の武器となっている。この日はゴールラッシュの口火を切る先制点を挙げた。

 昨夏に初の海外挑戦となるイングランド1部ウェストハムに移籍すると不動のレギュラーになり、今季は全試合でフル出場。世界基準のプレーは今夏の移籍市場でも注目の的となっており、多くのクラブから関心を集めている。

長谷川唯(左)とともに、藤野あおば(中)をイジる清水梨紗
長谷川唯(左)とともに、藤野あおば(中)をイジる清水梨紗

 そうした中で清水は、自身2度目となるW杯で鮮烈な活躍を見せて、強豪クラブへの移籍を狙っている。「日本の順位が上がるからこそチームの評価も高くなってくるし、その中で自分の評価も上げられたらいいと思う。それで、ステップアップを頭の中で考えている」と宣言した。

「イングランドの上位のチームにいきたい気持ちもあるし、欧州チャンピオンズリーグ(CL)を見て、他の選手が出ているのを見ていても、この舞台、いいなとすごく思う。なので、そういうチームにいきたい気持ちもある」。女子のCLは今季も6万超の大観衆が押し寄せる試合があり、世界的に注目が高まる最高峰の舞台。そこで活躍できる強豪でプレーしたいという思いが強い。

 夢をかなえるためにも、W杯で世界にインパクトを与える覚悟だ。