手ごたえあり――。なでしこジャパンは14日、オーストラリア・ニュージーランド共催女子W杯(20日開幕)への壮行試合となる国際親善試合(ユアスタ)で格下のパナマに5―0で圧勝。大一番へ向け、大きな収穫を得た。

 2ゴールのMF長谷川唯(マンチェスター・シティー)は、新10番のMF長野風花(リバプール)とのホットラインについて「風花とはお互いを見てできている部分があるので、あまりしゃべらなくても、空いているスペースがどことか、どっちが前に行くか後ろに行くかとかある程度何もしゃべらなくてもできている」と説明。あうんの呼吸でプレーできていると語った。

10番を背負うMF長野風花(左)
10番を背負うMF長野風花(左)

 長谷川はゴール以外でも華麗なパスで得点を演出。「チャンスメークのパスは得意としている部分。今日何本か出せたのはよかった」と安どの表情だ。W杯に向けて「時間がない中で、新たに何かやることはない。ビデオ見たり、修正点もたくさんあるので、細かいところをしていきたい」と話した。

 10番としての〝デビュー戦〟を終えた長野も「このピッチに立っている以上、覚悟を持ってプレーしないといけないと思っているので。一人の選手として強い気持ちを持って入った」と表情を引き締める。先制点を挙げたDF清水梨紗(ウェストハム)は「唯がボールを持った時にああいう持ち方をしていると(ボールが)来ると今まで一緒にサッカーやっていたので、それを信じて走った」と振り返った。

 それぞれが持ち味を生かし、仲間と息の合ったプレーで快勝したなでしこ。最高の形で本大会に臨む。