テニスの4大大会「全仏オープン」の女子ダブルスで加藤未唯(ザイマックス)とアルディラ・スーチャディ(インドネシア)組が失格となった問題で、加藤の提訴が大会側に却下されたことを受けて、獲得するはずだった賞金額の寄付を募る活動が海外でスタートした。
今回の騒動は、試合途中に加藤が相手コートへ向けて返した球がボールガールに直撃。審判はいったん警告を発しながら、対戦相手のマリエ・ブズコバ(チェコ)とサラ・ソリベストルモ(スペイン)が抗議した結果、裁定が変わって失格の厳罰処分が下された。
加藤は大会側に処分を不服として提訴したが、あえなく却下されたことを本人がSNSで明らかにした。そうした中で、加藤を支援する動きが世界で広がっている。
処分撤回を求める署名運動が開始されたばかりだが、それに続いて今度は失格処分で没収となった賞金を世界中のファンから寄付で募る活動が始まった。
海外の寄付活動サイト「gofundme」で米カリフォルニア州在住のM・ローズ氏が今回の活動を主催。加藤支援の運動について「残念なことに、ボールはボールガールの胸に当たった。加藤は失格により、2回戦分の勝利で獲得した賞金の全額を失うことになる。彼女を助けてください」と説明。さらに「彼女が厳しすぎる罰を受けたと思われる場合は、この物議を醸す決定にふさわしいと思われる金額を寄付してください」と全仏側の対応を批判しながら、加藤へのサポートを呼びかけた。
日本テニス協会は加藤の処分を受け入れる方針をあっさり示したが、世界では加藤を支援する動きが拡大し続けている。










