復調の兆しだ。広島の栗林良吏投手(26)が17日の西武戦(マツダ)で6―4と2点差の8回に登板。先頭・マキノンをカットボールで三ゴロ、続く長谷川をフォークで二ゴロ、そして古市をカットボールで空振り三振に打ち取った。

 前日16日に自身の背番号20の先輩で、広島のエースだった北別府学さんが死去。「気持ちも入った」という栗林は「今まではバットに当てられたら安打になることが多かったが、(今日は)野手の正面に飛んだりした。ほんとに運が良かった」と話した。

 サヨナラ負けした10日のロッテ戦の後から取り組んでいた足を上げる投球フォームをこの日初めてマウンドで披露した。栗林は「変えた1日目に結果が出て良かったなと。今日は自分のやることに集中できていた。そういう意味ではすごい満足する投球だったかなと思う」と語った。

 そして栗林は「北別府さんのようにカープを代表する選手になりたいなと思うし、永川(勝浩)さんも20番を代表する選手。そういう選手になりたいと入団時から思っている」とも話して「この番号に恥じないように自信を持ってやってきたいなと思う」と改めて決意を示していた。