北別府学さんと現役時代にバッテリーを組んだ元広島監督の達川光男さん(67)は16日、訃報に接し、長い沈黙の後に「ショックで、ショックで…。今は本当に言葉が見つからない」とかすれた声で言葉を絞り出した。
広島の黄金期を築いた大エースで、球団初の200勝投手。正捕手として「精密機械」と称された球史に残る右腕の球を誰よりも受けた。引退後も交流が深かっただけに、深い悲しみがにじんだ。
北別府さんは、2020年1月に血液がんの一種である「成人T細胞白血病」を患っていることを公表し、闘病生活を続けてきた。現役時代と変わらぬ強い精神力で、周りへの気遣いを忘れず、明るく立ち向かう姿を達川さんは見てきた。
「同じユニホームを着て戦った戦友。今はもう本当に…、ショックで言葉が出てこない」
2つ違いの後輩、バッテリーを組んだからこそ特別な思いがある。消え入るような声で故人をしのんだ。












