立憲民主党の泉健太代表(48)は15日、国会内で岸田文雄首相に対する内閣不信任決議案を衆議院に提出するか否かを問われた際、明言を避ける姿勢を示した。

 永田町はこの日、一部メディアが「泉代表が16日に内閣不信任決議案を衆議院に提出の意向を固めた」と伝えたことで「岸田首相がこれを受けて早期の衆院解散に踏み切るのではないか」との観測が流れた。

 渦中の泉氏は国会内で開いた立憲「次の内閣」閣議の直前まで、岡田克也幹事長、安住淳国対委員長らと内閣不信任決議案の提出に関しての協議を行ったという。

 同閣議終了後、泉氏は報道陣から「内閣不信任案提出の決意は固まったか」との質問に「決意は常に持っています。国会というのは、自民党側、岸田総理も含めていろいろと動きがあるでしょうから、明日(16日)、重要法案が参議院で採決されるという状況を見てから判断していきます」と語った。

 岡田氏らと行った内閣不信任決議案に関する協議については「重要な会議でしたから、中身には触れません」としたが、「ただ、岸田総理が解散をもてあそんでいるという意見は強かったです」と明かした。

 一方、岸田首相は泉氏のぶら下がり取材が終わった後、官邸で今国会での衆院解散・総選挙を行わない意向を示した。

 永田町関係者からは「仮に明日(16日)、泉代表が不信任案を国会に提出しても、粛々と否決されることになります。今回、衆院解散の風は嵐のように吹き荒れましたが、どう総括すればいいのか」と戸惑う声が上がっている。