エンゼルスの大谷翔平投手(28)は魔球を駆使して再び無双できるか。地元紙オレンジカウンティー・レジスターでエンゼルス番を務めるジェフ・フレッチャー記者は13日(日本時間14日)に「大谷がスイーパーを改造中」と伝えた。

 直近の9先発で8度マスクをかぶっているチャド・ウォラク捕手(31)によると、「大谷はここのところよく本塁打されているスイーパーを昨シーズンの状態に戻すために『いじくり回している』ところ」だという。

 投球の割合は昨季の37・4%から40・1%と増えた。開幕から5試合は2失点、被本塁打0、防御率0・64とスイーパーで圧倒した。しかし、徹底研究されたことで、被本塁打が増加。11被弾中7発がスイーパーを捉えられたものだ。真ん中に甘く入らないように曲がりを工夫することは急務だ。ただ、ウォラクはブルペンでの投球練習には立ち会っていないそうで詳細は不明。

 また、フレッチャー記者は大谷のスプリットの割合が2018年から22・4%↓16・3%→18・1%→11・9%と減少し、今季は7・3%であることをウォラクから得た情報をもとに分析した。「大谷は持ち球のスプリットを、キャリアの中で最も投げていないように見えるが、それはスプリットを2つの投げ方で投げているからで、そのうちの一つはツーシームと判定されることが多いからだ」と伝えた。

 ウォラクによると「まっすぐに落ちるノーマル」タイプと、大谷が「ランニング・スプリッター」と呼んでいるツーシームと判定されるタイプがあり、どちらも球速90マイル(約145キロ)ほどのため、違いは変化の仕方のみだという。

 そして、ウォラクの話を参考にスタットキャストの記録を検証すると、今季のスプリットの割合はランニング・スプリッターを合わせると10~11%投げているとした。

 15日(同16日)に敵地アーリントンでのレンジャーズ戦に先発する大谷。ここ4試合、白星が付いていないが、強力打線をねじ伏せて6勝目を挙げることはできるか。快投に期待だ。