鉄人・小橋建太(56)が、自身のプロデュース興行第8弾「Fortune Dream8」(14日、後楽園ホール)で、ライバルだったスタン・ハンセン氏(73)とトークバトルで激突した。

 ハンセン氏は昨年行われた同興行に来場予定だったが、新型コロナウイルスに感染し、参加が見送られた。久しぶりに再会を果たし小橋は「燃えてきました。試合を重ねるごとにだんだん『今日こそ倒すぞ』っていう気持ちになっていった。そんな背中を追える選手でした」と笑顔。ハンセン氏も「若い時から(小橋が)『絶対に負けないぞ』っていう気持ちでやってくるから、それを見て絶対に叩き潰さなきゃと思っていた」とライバル視していたことを明かした。

 今回のトークショーのテーマは「ハンセンが小橋にしたひどいこと」。2人は数々の名勝負の中から厳選された映像と共に試合を振り返った。
 
 ハンセン氏と何度も激闘を繰り広げた小橋は「ラリアートでハンセンに勝った日本人は(小橋以外)いないと思うんですよ。フォールできた時は感無量でした」と目を細め「僕はハンセンさんのキャリア最後のライバルだと思っている。スタン・ハンセンがいなかったらここまで上がってこられなかった」と感謝を述べた。

 その言葉にハンセン氏は「最高の褒め言葉。一体何を教えたのかわからないが、(小橋は)トップに立つ選手だと思っていたよ」と笑顔で語った。

 30分1本勝負のトークバトルは時間切れ引き分け。2人は熱い抱擁を交わしリングを後にした。