テニスの4大大会「全仏オープン」混合ダブルス決勝(8日)で、加藤未唯(28=ザイマックス)、ティム・プッツ(ドイツ)組がビアンカ・アンドレースク(カナダ)、マイケル・ビーナス(ニュージーランド)組を下し、優勝した。女子ダブルスで発生した失格騒動を乗り越えた加藤のスピーチが話題を呼ぶ中、パートナーの献身的な姿勢にも注目が集まった。
加藤は優勝スピーチで、事前に用意したメモを読み上げた。この際、マイクを代わりに持ったのがプッツ。ドイツメディア「スポルト1」は「加藤の感情があふれたスピーチは感動的だった。シャイなようで、最初は少し緊張していたようだが、プッツが代わりにマイクを握った。加藤は涙を流しながら、プッツとコーチに感謝の言葉を述べるとともに、失格に抗議し、賞金の返還を求めることを表明した」と、加藤を優しく助ける様子を伝えた。
さらに同メディアは記者会見でのプッツのサポートについても注目。「プッツはまたもパートナーを助けた。不思議なことに、彼は加藤が日本語の質問に答えるのでさえも、手伝っているように見えた」と、記者会見中も、今大会で注目を集めた加藤に好アシストをしていたという。
同メディアによると、プッツは「優勝できてとてもうれしいけど、いろいろなドラマがあった後だから、なおさらうれしい」「彼女が今ここに座っていて、泣いていないということは、良いこと。この物語には良い結末が待っている」と、加藤が笑顔になっている姿を喜んだという。
エントリー直前に急きょ組まれたという加藤、プッツ組。ナイスコンビの誕生と言えそうだ。











