これが看板力士の相撲なのか…。大相撲夏場所4日目(17日、東京・両国国技館)、大関カド番の貴景勝(26=常盤山)が幕内遠藤(32=追手風)をはたき込み、3勝目(1敗)を挙げた。

 立ち合いで左へ変わり、低く突っ込んできた遠藤をはたいてあっけなく勝負がついた。初日に続く注文相撲に、熱戦を期待した満員の観客からはタメ息。取組後の貴景勝は報道陣の取材に応じず、沈黙を貫いた。

 日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は「相手は変わってくるとは思わない。ただ勝ちたいだけ。勝つためには、これが一番いいと思っているのでは。毎日、これができるわけじゃない」と苦言。この日も両ヒザにテーピングを施すなど体調が万全ではないとはいえ、大関としては物足りない相撲内容が続いている。