巨人の守護神・大勢投手(22)が、16日のヤクルト戦(静岡)の7番手として9回に登板し、意地の6セーブ目をマークした。
背番号15が豪快に復活ののろしを上げた。2戦連続でセーブに失敗し、巡ってきた出番はハードなシチュエーションだった。終盤に追い上げられ、相手打線は追い上げムードが充満。リードはわずか1点で、迎えたのは2番から始まる上位打線だった。まずは先頭打者の並木を投ゴロで打ち取って一死としたが、次打者の山田には四球。そして、打席には「3冠王」の村上だ。一発を浴びれば、逆転サヨナラ負け。絶体絶命の場面を救ったのが、バッテリーを組んだ大城卓三捕手だった。
試合後、大勢は「ランナーを出して大城さんに盗塁を刺していただいたので、集中して勝負する状況ができた」と先輩への感謝を口にした。カウント2―2からの6球目で、山田の代走・山崎が試みた大城が二盗を阻止して2アウト。最悪、ソロを許しても同点との場面となり、大勢は続く7球目のフォークで村上を空振り三振に仕留めた。
無失点で切り抜けた剛腕は「フォーム自体も崩れていましたし、相手というよりもまずは自分だなと思った。怖さというか、不安というか、どんよりした感じで(マウンドに)上がっていたのかなと。そういうところが良くなかった」と振り返り「やっぱり間違っていなかった。自分の意識や取り組み方の結果。これを乗り越えて、さらにいいピッチャーになりたい」と顔を上げた。
リリーフ陣が不安定な中、大勢が自信を取り戻したことは今後の好材料となりそうだ。












