竜の虎キラーがまさかのKO劇だ。中日・福谷浩司投手(32)が16日の阪神戦(豊橋)に先発したが、5回を11安打5失点で降板した。

 立ち上がりから制球を乱した。初回一死から中野、ノイジーに連打を許し、続く大山には四球を与え、いきなり満塁の大ピンチ。二死からミエセスに適時打を浴びてあっさり先制点を献上した。

 2回以降は再三、走者を背負いながらも無失点と踏ん張ったが、魔の5回だ。先頭の中野からまさかの4連続長短打で2点を失うと、さらに一死から坂本、木浪に連続適時打を浴びて2点を奪われ、この回は打者一巡の猛攻を受けた。

 ここまで今季は6試合に先発登板し、2勝1敗。その2勝はいずれも阪神戦で防御率1・38と虎キラーぶりを発揮していたが、この日は相性の良さを生かせなかった。

 5点ビハインドの5回無死一塁の打席で代打・鵜飼を告げられて降板した福谷は「どれだけ打たれても若い野手のみんながマウンドに何度も何度も声をかけに来てくれて何とか抑えないといけなかった。申し訳ない気持ちです。ここからはチームの勝利を信じてベンチで応援します」とコメントした。