どうにも乗り切れない。巨人が12日の広島戦(東京ドーム)に延長10回、4―9で敗れた。

 シーソーゲームとなった試合は、まず4回に西川のソロで広島が先制するも、6回に丸の3号2ランで巨人が逆転。直後の7回に代打・野間の犠飛で再び試合が振り出しに戻ったが、今度は8回に岡本和の適時打で勝ち越しに成功した。

 9回のマウンドには不動の守護神・大勢。このまま逃げ切り、3連勝といきたいところだったが、一死二塁から代打・松山に痛恨の同点適時打を浴びて、土壇場で3―3に追いつかれてしまった。

 そのまま延長戦に突入すると、10回には6番手・菊地が坂倉に勝ち越し打を浴び、矢野に押し出し四球を与えてさらに1点を献上。最後は二死満塁から登板した7番手・ロペスが菊池に満塁弾を許し、この回一挙6点となり、試合は決まった。

 リードを2度握っただけに悔しい敗戦となったが、原辰徳監督(64)は「(大勢は)今日はいいところもたくさん出ているしね、まあこういう結果になりましたけどね。若い選手(横川)が先発して、若い投手を大きな期待の中でいつも送ってますけど、しかしね、何か彼らが反省と対策、明日へつながればと思っています」と前向きに振り返った。

 この日投げた7投手中、20代前半の投手が5人とフレッシュな面々での戦いとなっただけに「若い投手陣という中で厳しい状況ではあるけれどね、でも彼らは明日に成長してくれればいいことですから。それに大きな期待を持つというところですね」と敗戦を糧とすることに期待した。

 なかなか波に乗り切れない巨人。若き力を再度結集することはできるか。