スペイン1部レアル・マドリードの監督問題が、日本代表MF久保建英(21=レアル・ソシエダード)の去就に影響しそうだ。

 久保は今季8得点と活躍し、2日に行われた古巣Rマドリード戦では決勝ゴール。その実力が改めて評価され、今夏に復帰する可能性が現地で盛んに報じられている。その試合後に久保は「来年も100%、チュリウルディン(Rソシエダードの愛称)の選手だ」と火消しに走ったが、その鮮烈な活躍ぶりから今でも復帰説はくすぶっている状況だ。

 そうした中、Rマドリードで気になる動きが出ている。監督問題だ。現在のカルロ・アンチェロッティ監督は、国内リーグでV逸が決定的でブラジル代表監督への就任が取りざたされている。後任問題が注目を集める中、ドイツ紙「ビルト」は「フロレンティーノ・ペレス会長は、今夏にアンチェロッティがクラブを去った場合、レーバークーゼンのシャビ・アロンソ監督を理想的な候補者と考えている」と報じた。

 アロンソ氏は現役時代にRマドリードで主力として活躍し、引退後も下部組織で指導者キャリアをスタートさせた名門のレジェンド。今季はドイツの強豪レーバークーゼンで実績を残したことから、本人は最近否定したものの古巣の監督就任へ待望論が高まっている。

 もし就任となれば、久保の扱いも変わってくる。アロンソ氏は以前に欧州サッカー連盟(UEFA)によるインタビューで「久保は特別な才能を持っている。特別な選手で、試合で違いをつくれる」と大絶賛。そんなレジェンドから復帰を熱望されれば、久保が翻意してもおかしくはない。

 久保の名門への電撃復帰はあるのか。まだまだ目が離せない。