フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)が、不要論が高まっているブラジル代表FWネイマール(31)を放出すべくスペイン1部レアル・マドリードに異例の〝逆オファー〟を行った。

 ネイマールは3月に右足首の手術を受けて今季残り試合の欠場が決まっているが、欧州チャンピオンズリーグ(CL)での敗退や最近国内リーグ戦でもチームが精彩を欠いていることからサポーターの怒りの矛先が向けられており、一部の過激なサポーターが自宅前で抗議活動を行うなど、不穏なムードが漂っている。

 クラブ側も放出に向けて傾く中、トップが直々に動いていたことが明らかになった。Rマドリード専門メディア「デフェンサセントラル」は「マドリードはPSGから驚くべき提案を受け取った。ネイマールとの契約に賭けるよう誘われており、PSGとしては彼をロッカーから追い出す手段となる」と報じた。

 異例の逆オファーについてこう詳細を説明する。「Rマドリードの取締役会に届いた提案は次のようなものだった。パリのロッカールームから彼を追い出し、新しい若返りを開始することを目的としている。最も物議を醸し、悪名高いネイマールを購入してもらい、FWキリアン・エムバペが名実ともにチームの中心になるというプロジェクトだ」

 ネイマールがRマドリード移籍となれば大きな話題となるが「Rマドリードは、クラブが近年設定した移籍ポリシーに適合しないこのオファーを受け入れる可能性はない」と拒否する構え。「チームに組み込む若い才能を常に探し、ゼロコストで到着するベテランを受け入れる。ネイマールを購入するオプションは、マドリードの幹部の誰も望んでいない」との補強プランには合わず、あっさり門前払いとなりそうだ。

 お払い箱となりそうなブラジルの至宝は、来季どこへ行くのか――。