格闘技イベント「RIZIN」の榊原信行CEO(59)が、「RIZIN.42」(6日、東京・有明アリーナ)の展望を語った。

 当日はダブルメインとして朝倉海 vs 元谷友貴、井上直樹 vs フアン・アーチュレッタ(米国)が行われる。それぞれの勝者が7月末、空位のベルトをかけたRIZINバンタム級王座決定戦に臨む予定だ。榊原CEOは「アーチュレッタが勝てばベルト流出となる。それを日本人選手3人がいかにストップできるかでしょう」と語る。

 中でも注目度が高いのは王座返り咲きを狙う海だ。右拳のケガなどで1年4か月ぶりの実戦復帰となるため、一部ではコンディションの不安を指摘する声もある。だが、榊原CEOは「(ケガは)完璧に治っています。本人とも話したけど『何年かぶりで思い切り殴れる』と言っていました。問題は全くない。久しぶりにベストコンディションの朝倉海が見られる」と強調する。

 相手の元谷は5連勝中と勢いに乗るだけに「海が第2章をどうスタートできるか。決してイージーな相手ではないので、見応えのある一戦になるのでは」と予測した。

 また、約10年ぶりとなる日本でのリングで安保瑠輝也と対戦する元K―1MAX世界王者のブアカーオ・バンチャメーク(タイ)とは、継続参戦の話し合いをしているという。「いろんなルールでやりたいと言っていました」と総合格闘技や新ルールに挑戦する可能性もあると明かしつつ、「〝ブアカーオ軍団〟のような形でニュージェネレーションがタイから来てくれたら面白い」と新戦力発掘にもつなげたいとした。

 今後を左右するカードがそろう大会となったが、その結末は――。