巨人の原辰徳監督(64)が8―7で勝利した3日のヤクルト戦(東京ドーム)後、走塁ミスを犯しながらも劇的な3号逆転3ランを含む4打数4安打2本塁打5打点と大暴れしたルイス・ブリンソン外野手(28)に苦言と称賛の言葉を送った。
天国も地獄も味わった。5点を追う3回一死の場面で打席に入ったブリンソンは相手先発・高梨から左翼線への二塁打を放った。ここから逆転への足掛かりにしたいところだったが、続く代打・門脇が中堅方向に打球を放った際、二走のブリンソンは打球を見ずに迷わず三塁へ向けて爆走。打球はイージーな中飛にしか見えなかっただけに三塁コーチャーの川相コーチは慌てて制止して二塁への帰塁を促したが、時すでに遅し…。白球はすんなりと中堅手のグラブに収まると、余裕の二塁タッチアウトで3アウトチェンジとなった。
なんとか名誉挽回としたいブリンソン。まずは3点ビハインドの5回にバックスクリーンへぶち込む豪快2ランを放つと、2点差で迎えた8回には左翼スタンドへ飛び込む3号3ランをお見舞いし、逆転に成功。「とにかくチームに貢献したい一心で打席に立ちました。東京ドームで初本塁打を打ててうれしい」と喜びを爆発させた。
スタンドを埋め尽くしたG党を前にドラマチックな勝利を届けることに成功した原監督だったが、心中は喜び半分と言ったところ。「(ブリンソンはミスを)取り返すという言葉が果たしてどうなのかというところはありますけれども、見事な打席ですよね。(チームとして)もうちょっと脇の開かない、もうちょっとあごを締めながらね。今日は劇的な3ランで勝つことができましたけど、まだまだピリッとしたゲームをしないといけないと。逆に勝って、勝つことができたのでね、まぁストレートに反省して明日につなげると、言うふうに思っています」と課題を指摘しながら手応えも口にした。
難しい試合展開ながらも勝利をつかみ取り、連敗を2でストップした原巨人。カード勝ち越しへ、翌日の試合へと風をつかんだか。













