大相撲夏場所(14日初日、東京・両国国技館)の新番付が発表された1日、新関脇の若元春(29=荒汐)が国技館で会見した。春場所では小結で11勝を挙げて新関脇に昇進。「一番近い人間で弟(若隆景)が戦ってきた地位なので、そこに追いつけた。同じ位置まで来たので、精一杯負けないように。全部出せたら」と意気込んだ。
弟の小結若隆景(28)は先場所まで7場所連続で関脇として活躍。兄弟で関脇となったのは1993年夏場所の若ノ花と貴花田以来、史上4組目の〝快挙〟となった。「少ない兄弟関脇という枠の中に2人で入れたのは光栄なこと。歴代の方々に恥じない、肩を並べても遜色ないように。ただただ頑張らないといけない」と表情を引き締めた。
一方で、会見では持ち前の明るいキャラクターも随所で発揮した。「小結と関脇は何が違うか」と問われると「それはクイズですか?」と珍回答。1年前に誕生した長女について「どんな存在か」と質問されると「娘です」と答えて報道陣を爆笑させた。
先場所は三役で初の2桁白星をマークし、大関取りの起点をつくった。ただ、若元春は「上を目指すというより、今の番付をしっかり戦い切る。三賞を取りたい」と目標は控えめ。これまで通り、地に足をつけて15日間を戦い抜く構えだ。











