大相撲春場所で初優勝した関脇霧馬山(26=陸奥)が千秋楽から一夜明けた27日、大阪・堺市の部屋宿舎で会見し「(モンゴルから来日して)最初の半年、1年は日本の言葉も分からなくて、つらかった。8年の中で、辞めて帰りたいなという気持ちが何回もあった。我慢してやってきて良かった」と改めて喜びをかみしめた。
入門直後の霧馬山が衝撃を受けたのは、相撲部屋の生活だった。「稽古が何時に始まるか分からないんで、ゆっくり寝てたんですよ。先輩たちが来て『早く起きろ!』って。時間を見たら朝5時半。まさか、この時間に稽古やるの!?って。モンゴルにいた時は昼まで寝てたんで、これはきついなって。(就寝時は)隣の先輩たちのいびきがうるさくて…。先に寝ないと、自分が寝られなくなる(笑い)」と当時の苦労を振り返った。
そのモンゴルの青年が8年後に優勝を果たし、5月の夏場所では大関取りに挑む。夏場所後には部屋付きの鶴竜親方(元横綱)が断髪式を控えており「その時は『大関霧馬山』で。そのために頑張らないと」と意気込んだ。













