大相撲の元小結の臥牙丸氏(35)が自身のユーチューブチャンネル「ガガちゃんねる」で力士ならではの苦労話などを明かした。

 動画には作家でタレントの乙武洋匡氏がゲスト出演。現役時代に最大で230キロ近くあった臥牙丸氏は、生活面で大変だった経験を問われると「飛行機に乗るのが、めちゃくちゃ大変だった。お世話になっている後援会の方から『(母国ジョージアの)家に帰るなら、ビジネスクラスのチケットを買ってあげる』と言われて。ビジネスクラスに着いたら、座れないんですよ。(座席の幅が合わず)入れない」と明かした。

 続けて「一番奥(エコノミークラス)に2つ席が空いてたから、そこに移って(ヒジ掛けを上げて)座った。ビジネスクラスはそのまま。もったいない(笑い)。だけど、ビジネスクラスの料理はエコノミーに持ってきていただいた」と振り返った。

 さらに「(新幹線で)大阪とかに行くときに、めっちゃ混む時があるじゃないですか。僕は自由席を取って2人席で座っている。(車内の通路に)めちゃくちゃ人が並んでいるときには、目を合わせられない。〝お前のところに2人座れるけど〟っていうような目で皆に見られて(笑い)。眠くなくても目をつぶってる。めっちゃ気まずい」と体験談を披露。巨漢力士ならではの苦労があったようだ。