注目対決を制した。大相撲春場所千秋楽(26日、大阪府立体育会館)、元大関の十両朝乃山(29=高砂)が新十両の落合(19=宮城野)を下し、13勝2敗で15日間の戦いを終えた。〝令和の怪物〟との注目の一番。落合にもろ差しを許して土俵際まで寄られる場面もあったが、最後は上手投げで土俵に転がし、元大関の貫禄を示した。

 一方で、先に相撲を取った逸ノ城(29=湊)が14勝目を上げて十両優勝が決定。目標に掲げていた連覇を逃した朝乃山は「逸ノ城関は安定感があって勝っていた。悔しいけど、悔しい思いを来場所にぶつけていきたい」とリベンジを誓った。

 5月の夏場所(東京・両国国技館)では幕内復帰が確実。自身2年ぶりとなる幕内の土俵へ向けて「遅い時間で相撲を取るほうがお客さんも多い。早く戻りたい。今のままの相撲だと全然ダメ。鍛え直していきたい」と気持ちを引き締めた。