中日が早くも大ピンチだ。4月30日のDeNA戦(バンテリン)に0―2で敗れ、4連敗。借金「7」で首位・DeNAとのゲーム差は「8」に広がった。
チーム低迷の最大の原因はやはり得点力不足だ。零封負けは今季8度目でチーム得点数56、チーム本塁打数4はいずれも12球団最低。チーム本塁打数が2桁に達してないのは中日だけだ。この惨状にOBや関係者の間では「ホームランが出ない試合は面白くない。変えていかないと」「これだけ打てないと真剣に考えた方がいいのでは」とバンテリンドームへのホームランテラス導入論が湧き起こっている。
星野監督時代を知るOBの一人は「ドーム元年(1997年)も大豊や山崎の打球が外野フェンスに阻まれてホームランにならず(その頃から)〝球場が広すぎるのでは〟という声が出ていた」と証言。また8試合に出場して打率2割8分1厘、打点、本塁打ともにゼロで二軍降格となったビシエドが実は今季、バンテリンドームの外野フェンスを直撃する安打を3本打っていたこともあり「1本でもホームランになっていれば気分的にも全然違っていたはず」という声も出ている。
昨年9月には立浪監督も本拠地へのホームランテラス導入を訴えていたが「現状、その予定はありません」とバンテリンドームサイドが消極的な姿勢を見せたことでこの話は立ち消えとなっていた。「(ホームランテラスを導入した場合)今の打線の状況だと相手チームの本塁打数の方が増えるんじゃないか」という意見もあるが、4・8メートルの外野フェンスに阻まれて中日打線がずっと本塁打欠乏症に陥っているのは歴史的事実でもある。長打力不足が解消しないかぎり、ホームランテラス導入論は何度も再燃しそうだ。












