遺恨マッチは実現するか――。29日の「RIZIN LANDMARK 5」(東京・国立代々木競技場第一体育館)で、朝倉未来(30)は牛久絢太郎に判定3―0で勝利し、未来とSNS上で舌戦を繰り広げてきた平本蓮(24)は斎藤裕に判定1―2で敗れた。

 大会前は両者の勝利を前提に、次戦で未来―平本の遺恨マッチ実現を期待する声が多かった。ところが、平本が斎藤に敗戦。2人の対戦はどうなるのか。試合後の会見で未来は、平本戦について「タイミング次第ではやってもいいけど、俺にとってはメリットがないので、社長とお金の交渉をします」と言い、RIZIN・榊原信行CEOのファイトマネーなどの〝条件〟次第だとした。

 では、榊原CEOの見解は? 大会後の総括会見ではこう話した。

「別に焦ることはないと思う。もう少し、ファンが『今の平本だったら未来に勝てるよ』と乗っかれるタイミングが来ればだね。平本が1試合やって、壮絶に勝つなりして、その先に未来のタイミングが合って…ということになるかもしれない。こうだと決めずに、それぞれの選手たちと話をして、みなさんの意見がどうだったかも耳を傾けて考えていきたい」

 その上で、未来の「お金の交渉」発言には「すべて世の中、お金で動いている…」と笑いを取りつつ「未来としては、経済効果が起きるんだったら…とするとよくわかる」と話した。

 実際に未来はRIZINフェザー級王者クレベル・コイケへのリベンジを目標にしており、平本がスプリット判定とはいえ敗れたのも事実。MMAファイターとして現状では未来と平本には明らかな差があり、未来―平本戦は時期尚早ということだ。