フィギュアスケートの世界女王・坂本花織(23=シスメックス)が話題となったワンシーンの舞台裏を明かした。
16日に東京体育館で行われた世界国別対抗戦のエキシビションでは「Love Shack」を演じ、3回転フリップ、2回転半ジャンプ(ダブルアクセル)、3回転ループを着氷。アンコールではSP曲「ジャネット・ジャクソン」のメドレーを披露し、会場を盛り上げた。
今大会は主将として「上限なくはしゃぐことができた。すごい楽しい国別になったのかなと思ったし、これこそが自分のやり方だったのかな」と〝関西ノリ〟全開でチームをけん引。終始仲の良さが垣間見えたが、それらを象徴する1つの出来事が14日の女子フリーで起きた。
キスアンドクライで得点の発表を待っていると、坂本の横にスーツにサングラス姿の強面の男性が2人並んでいた。普段ではありえない光景だが、坂本は笑いながら一連の経緯を説明してくれた。
3月の世界選手権では、ファンへ向けたプレゼントコーナーに出演した。その際に2人の男性がSPとして坂本を守っていたが、実はニセモノだった。「『こうやったら面白いよね』って言って、あの2人に来てもらった」とニヤリ。この時点で早くも伏線を張っていたのだ。
しかし、14日の女子フリーは坂本に内緒でニセモノのSPが横に立った。「全然気づいていなくて、パッと横を見たらSPがいた。『え~!』ってなった。むちゃくちゃうれしいサプライズ」。大会関係者で坂本が仲良くしている男性がSPとして2度の大役をこなしたという。
まさに坂本がつくった雰囲気が生み出した〝珍事〟。「特に何かがあるからSPがついているワケではなく、漫才だと思ってもらったら」。リンクの外でも存在感は、ある意味〝別格〟だった。












