2人が感じた変化とは――。フィギュアスケートの世界国別対抗戦(16日、東京体育館)、エキシビションが行われ、アイスダンスの〝かなだい〟こと村元哉中(30)、高橋大輔(37=ともに関大KFSC)が出演。黒と濃いピンクを基調した衣装を身にまとって「Love Goes」を熱演し、会場のファンを魅了した。
高橋がシングルからアイスダンスに転向し、カップルを結成して今季で3季目。国際スケート連盟公認の国際大会で初優勝を果たすと、3月の世界選手権では日本勢最高タイとなる11位に食い込んだ。さらに世界国別対抗戦のフリーダンス(FD)で自己ベストの116・63点をマークするなど、試合を重ねるたびに成長を遂げた。
15日のバンケット(晩餐会)では、複数の審判が高橋に「やっとアイスダンサーになったね」と声を掛けたという。最高の褒め言葉をもらった高橋は「ジャッジの方もトップのアイスダンサーをずっと見てきた中で、シングルの高橋大輔じゃなくてアイスダンサーとして見てくれたのは本当にうれしかったですし、自分たちがこうやってきたことが評価として現れた」と神妙に語った。
審判だけでなく、2人も確かな成長ぶりを実感している。高橋は「パフォーマンスをする余裕が出てきた。テクニカルももちろん集中しているが、魅せるところをどんどんやっていければいいかな」と納得の表情。村元も「(高橋は)最初はあまり慣れてなかったと思うけど、公式練習から試合が始まってるので、そういうアピールとかが違和感なくできるようになってきた」と笑い飛ばした。
現役続行について、高橋は「ジャッジの方から『続けるよね』とすごい言われた」と苦笑いを浮かべつつも「本当にどうなるのか自分でもわからない」と改めて白紙を強調。しかし、2人にとっては最高のシーズンとなったようだ。












