第2次森保ジャパンは2026年北中米W杯へ向けて、新戦力の登用が限定的となりそうだ。

 日本代表の森保一監督(54)は14日、約1か月間の欧州視察を行うため出国。成田空港で取材に応じた際には、今後の強化方針について説明した。

 現在は新チームの立ち上げ直後とあり、様々なことを試行錯誤できる段階。そのため大幅な新戦力の登用にも期待が集まっている。

 だが「(その思いは)常にあるけど、積み上げのことを考えていかないといけない。次に積み上げができるように、ベースを持ちながら、選手の調子や試したい選手というところを変えていくのが基本になる」と強調。カタールW杯で強豪を次々と撃破して16強に躍進した第1次政権からの継続を重視し、今後も中心選手を一気に変えるなど大胆なチーム編成は行わない方針だ。

「見たい選手がいっぱいいるのでガラッと変えていくことも選択肢の中に持って話はしたい」としつつも「ただ、変えた場合に、これまでやってきたことがゼロになって、また一からになってしまうと、そこはベース、コンセプトが固まっていかないので。チーム力が上がっていかない」と森保流の〝ベース〟を時間をかけて固めていく構えだ。

 たとえW杯まで時間があっても、あまりに多くの新戦力を登用する編成で目の前の親善試合に敗れることを指揮官は嫌う。「親善試合といえども、代表の試合は公式戦。勝利をつかみ取ることを考えながら、できるチャレンジ、試す部分は選手だったり、戦術だったりはしっかりやっていきたい」。主力を固める方針は吉と出るか凶と出るか。