柔道男子100キロ超級の斉藤立(21=国士舘大)が、〝死ぬ気〟で世界のテッペンをつかみ取る。

 世界選手権(5月7日開幕、カタール・ドーハ)を前に、全日本男子合宿に参加中の斉藤は13日、都内で取材に応じ「追い込んでいる状態で、ケガもなく練習ができている」と順調な調整ぶりをアピールした上で「合宿を通して投げる、投げられないじゃなくて、とにかく強度の高い練習をやることを意識している。全体的に向上している」と手応えを語った。

 昨年は体重無差別で日本一を争う全日本選手権で優勝。注目を浴びた一方で「試合のことを考えて眠れない夜もある」と明かすように、人知れずプレッシャーと戦っているのも事実。そんな不安を取り除くべく、日々の稽古に励んでいるという。

 昨年の世界選手権は、決勝でアンディ・グランダ(キューバ)に敗れて銀メダル。それだけに、今大会へ懸ける思いは人一倍強い。「絶対に優勝したいと思っている。自分の命にかえても勝たないといけない。自分の柔道をしっかり、内容はどうでもいいので、泥臭くてもしぶとくても勝つ」ときっぱり。何がなんでも金メダルを勝ち取ってみせる。