柔道の世界選手権で男子100キロ超級銀メダルの斉藤立(20=国士館大)が、頂点に立つべく〝武者修行〟に意欲を見せている。
初出場となった今大会は、決勝でアンディ・グランダ(キューバ)に指導3の反則負けを喫してV逸。1983年大会無差別級を制した父・仁さんとの親子2代制覇を逃した。2回戦から準決勝まで4試合で一本勝ちを収めて「自分の柔道は組んだら通用することが分かった」と手応えを感じつつ、一発勝負の難しさも味わった。
そうした中、斉藤は「海外でしっかり修行して、稽古を積んでいろんな経験をして勉強したい」と、海外での試合や合宿を熱望。次回の世界選手権(来年5月、ドーハ)まで「本当に時間がないので有意義に使いたいです」と付け加え、外国人選手との実戦機会を求めている。
これは日本代表の鈴木桂治監督も同じ認識を持っている。斉藤の結果を受けて「経験値というものが足りなかった」とした上で「立の場合はこれから海外選手との時間をつくっていく必要があるなと、試合を見ていて思った」と述べた。
同選手権代表に決まれば、年明けにも海外に派遣されることになりそうだ。鈴木監督は「まだ大学3年生で学業もあるので、そういったところもいろいろバランスを見ながら授業がない期間の3月までになるのか、学校の配慮をもらいながら年度明けとかそういった時期になるかなと」と見通しを語った。
今後は国内外からマークの対象となるが、斉藤は「それ以上に僕が上回ってしっかり組手を研究して、誰にも負けないような、どんな相手にでもしっかり組んで技をかける自分の柔道を貫き通せることができるような選手を目指します」ときっぱり。次こそは悲願の金メダルを手にするつもりだ。












