新日本プロレス8日両国国技館大会で行われたIWGPタッグ選手権は挑戦者の「オージー・オープン」ことマーク・デイビス(32)、カイル・フレッチャー(24)組が「毘沙門」こと後藤洋央紀(43)、YOSHI―HASHI(40)組を撃破し、第98代王者に輝いた。

 昨年末の「ワールドタッグリーグ」優勝決定戦で毘沙門に敗れ準優勝に終わったオージー・オープンがリベンジに成功した。激烈一閃(合体式トラースキック)を浴びたフレッチャーは、両足をセカンドロープにかけられて後藤の一人消灯、GTWと猛攻にさらされる。それでも王者組必殺の消灯(合体式バスター)だけは、何度も阻止。その粘りに応えるように、デイビスが助太刀に入って反撃に出る。

 後藤に合体ボムを決めて逆転に成功したオージー・オープンは、サンドウィッチラリアートで毘沙門を分断。後藤を孤立させると、追撃のサンドイッチラリアートをさく裂させる。最後は必殺の合体技コリオリスを決め、ついにIWGPタッグ王座初戴冠を果たした。

 バックステージでフレッチャーは「このベルトを持つことばかりを考えていた。俺たちは世界で最高のタッグチーム。俺たちは、たったいま毘沙門を倒した。俺たちが世界を回してるんだ」と喜びを爆発させたが、ここでTMDKのザック・セイバーJr.が登場。同ユニットのマイキー・ニコルス&シェイン・ヘイストからの挑戦表明を伝えられたデイビスは「2人に、俺たちが世界最高のタッグチームだと伝えろ」と受諾した。

 因縁勃発に乗じてユナイテッドエンパイアのジェフ・コブはザックの持つNJPW WORLD認定TV王座挑戦を要求。すでに次期挑戦者にトム・ローラーを指名しているザックは「俺は来週(15日)ワシントンで防衛戦をやるんだ。タイトルマッチをやる約束はできないけど、シングルマッチをやる約束はできる」と返答していた。

 それにしてもここ最近の新日本の選手たちは、次から次へと因縁を多発させており、やや気が早すぎる気がしないでもない…。