決戦の火ぶたは切られた。女子プロレス「スターダム」のワールド王座戦(23日、横浜アリーナ)で激突する王者ジュリアと中野たむが大乱闘だ。
2人は3日に都内で行われた会見に出席。先にマイクを握った中野は「あんたはこの世で一番大嫌い。これが何だかわかる?」と髪に包んだ怪しげなものを披露した。2021年3月に敗者髪切りマッチとして行われたワンダー王座戦で敗れた、ジュリアの髪の毛だという。「あのときの憎しみを忘れないようにずっと持っていた」
さらに中野は「2年前の髪切りマッチで髪もベルトも奪ったけど、本当の意味であんたに勝ったと思ったことは1回もない。私がチャンピオンになったのに、丸坊主になったジュリアばかり注目された。私がチャンピオンになった後もみんながジュリア、ジュリア…ノイローゼになりそうだった。しかも桜井(まい)も引き抜いて、あんたはどれだけ私から奪えば気が済むの?」と訴える。
すでに怨念のかたまりと化している様子で「今度こそジュリアを完全にぶっ潰して、なんのよどみもないナンバーワンの景色を見たい。いいかげん、目障りなんだよ。私の前から消えてくれ!」と叫んだ。
だが、感情的な中野とは対照的に、冷静に言葉を聞いていたジュリアはあきれた表情。「自分でさあ、気づいているかわからないけど、お前のやってることは気色悪いストーカー。そんなんだから、いつも『ジュリアから何か奪ってやる』『奪ってやる』『奪ってやる』って。お前は人から奪う考えしかできねえから、アイドルやっても一軍になれなくて、プロレス界に逃げてきたクソじゃねえか。お前のやり方、マジで嫌いだから。目障り? それはこっちのセリフ」と一蹴した。
すると中野は「アイドルのこと、今関係ないでしょ!」と、さらに火がついた様子で「あんたの大切な赤いベルトを奪ってやるって言ってんだ!」。
この姿は見たジュリアもプッツン。机を蹴飛ばし、強烈な頭突きを見舞う。さらにマウントからビンタ、ナックル、頭突きを繰り出し、赤いドレス姿の中野の額からは鮮血が滴り落ちた。
「テメーは私から何も奪えねえよ」と言い放ったジュリアに対し、中野は「ジュ~リア、ああ~!!」と声にならない叫び声。遺恨深まる決着戦の行方はいかに。












