5月に現役を引退する女子プロレス「スターダム」のひめか(25)が、〝同窓会マッチ〟で躍動した。

 2日の後楽園ホール大会で「ひめか引退ロード」と銘打たれたタッグマッチが行われ、前所属団体「アクトレスガールズ」時代の先輩である高瀬みゆきと組み、同じく同団体出身のなつぽい、関口翔組と激突した。

 試合は、ひめかと関口が先発で対峙。エルボー合戦では一進一退の攻防を展開した。その後、なつぽいと関口から同時の発射プランチャで追い込まれたひめかだが、高瀬と好連係を繰り出し圧倒。残り時間が2分を切っても両軍とも攻撃の手を緩めず観客を熱狂させた。最後はひめかが関口に渾身のラリアートを決め勝負あったに思われたが、15分時間切れドローを告げる無情のゴングが鳴らされた。

 ひめかは「私が、わがままを言って、やっとかなったカード。自分で勝つことができなかったのは悔しい。でも15分は短いわ」と振り返った。

 この日の対戦カードは2018年11月のアクトレスガールズ後楽園大会セミファイナルと同じで、引退を発表したひめかが関口との対戦を熱望し実現に至った。

 アクトレスガールズ時代の仲間がそろったことに感謝を述べつつ、ひめかは「あれから3年もたっていて、全員成長しているから。30分でもドローだったよ。多分もう、リングの上で関わることはできないと思うので、貴重な経験、思い出をありがとうございました」とパートナーの高瀬と握手を交わし、お互いをたたえ合った。