【おいしく進化中! インスタント麺ガイド】
話題の新商品だけではなく、ジャンルや歴史にも注目してきた当連載も今回で一区切り。テレビなどでも活躍する愛好家の大山即席斎氏が注目したのは…。
「カルディコーヒーファーム」をご存じの方も多いだろう。主に輸入食材を扱う店で、近年、店舗数が増加中。駅前はもちろん、駅ビルやショッピングセンターなどでもよく見かける。
そんなカルディは、なんとなくシャレた女性がよく行く店という印象があるが、店内をよく見るとインスタント麺もけっこう置いてある。韓国・東南アジア方面が充実しており、カルディオリジナル商品もあるので、今回はまとめて紹介してみよう。
「VEGAN グリーンカレーヌードル」
後入れの粉末スープと調味油を入れて作るくすんだ緑色をしたつゆは、アッサリ系のグリーンカレー味。ちゃんと東南アジアらしい風味がするカルディオリジナル商品だ。
長方形断面でゆるやかなよれがある太さ中くらいの麺は、コシ感のあるモチモチかつシコシコとした食感。麺の味・食感とも不自然さは感じない。かやくは揚げナス、赤ピーマン。
「黒酢香る 上海風葱油あえ麺」
カルディオリジナル商品。長方形断面でよくよれた幅広平打ち麺は、強いかみ応えのあるモチモチ食感。そこに醬油味の液体特製調味だれをかけて出来上がり。酢の酸味やガーリック風味があって中華風な仕上がりの濃厚こってりあえ麺だ。かやくは鶏肉そぼろ、ネギ。
「プリマ・テイスト ラクサラーメン」
このシンガポール製ラーメンは米国のラーメンレビューサイトのランキングで世界一おいしいとの評価を取ったことがある。
ドロリとした赤っぽい液体スープ(LAKSA PASTE)と真っ白な粉末(LAKSA PREMIX)で作る濁ったつゆは、魚介風味のピリ辛コク深なスープになる。魚介といっても日本のカツオやサバとは違った東南アジアらしいエビメインの魚介風味。慣れていないと少しクセを感じる人がいるかもしれない。
粉末は大量のココナツパウダーで、これを入れることでラクサに甘みとミルキーさが加わり、魚介のクセも消える。甘みがあるので食べやすいが、食べている途中で舌がビリビリとしびれてくる。
丸い断面でゆるくちぢれたつやなし極太麺はモッチリモチモチした食感。極太なのでゆで時間は7分もかかり、かみ応えがとてもある。
「プリマ・テイスト シンガポールヌードル チリクラブ風味(汁なし麺)」
パッケージ内には麺と「CHILLI CRAB FLAVOURED SAUCE」というソースが2袋入っている。
6分間ゆでてから湯切りして作った麺は、楕円形断面でゆるやかにちぢれた白っぽいつやなし極太麺でパスタっぽいシコシコ食感。そこにソースをからめて出来上がり。
ソースはトマトベースの辛口のパスタソースでえびの風味と野菜のうまみがよく出ている。麺と合わせてトマトパスタといった仕上がりだ(写真は具材を追加してあります)。
「農心 チャパゲティ」
BTSメンバーが、この商品とノグリラーメンを合わせて「チャパグリ」として食べていたことからバズった一品がコレ。
湯切りをして作る長円形断面の極太麺はスパゲティを意識したようなモッチリムチムチな食感。麺は炒めても炒めなくても作れる。そこに焦げ茶色をした粉末スープをからめ、調味オリーブ油をかけて出来上がり。
色と味はジャージャー麺風の香ばしい味わいで、デミグラスっぽさもある。かやくとして大豆たんぱく、キャベツ、ポテトフレーク、タマネギ、ニンジン。
☆おおやま・そくせきさい インスタント麺愛好家。カップ麺、袋麺、ラーメン、焼そば、うどん、そば、まぜそばから海外製品まで、年間600食の即席麺を食べる。1995年、「TVチャンピオン インスタント麺通選手権」優勝。「マツコの知らない世界」出演。ツイッターは【@Sokuseikisai】




















