【病院通いになる前に健康寿命を伸ばす! プレメディカルケア】

 スポーツトレーナー・永井正彦氏が実際の相談事例をもとに解説する健康アドバイス企画。今回は脳梗塞対策です。

【お悩み】同僚が脳梗塞で倒れました。幸いにも後遺症はなかったのですが、普段からできる対策は?(50代男性)

【アドバイス】水分補給、ビタミンC、散歩5分、下半身ストレッチで血液循環をスムーズに!

【解説】脳梗塞で倒れた同僚は、太り気味だったものの筋トレに熱心で、いつも元気だったとのこと。以来、あまり運動もせず太っている自分こそ、いつ倒れてもおかしくないと考えるようになったという男性からの相談でした。

 確かに太っている自覚のある方は、脳梗塞や心筋梗塞が起きやすい傾向があるので、生活環境を見直す必要はあります。

 脳に関するケアとして意識してほしいことは2つあり、1つは血液がサラサラの状態であること。もう1つは血圧が安定しているかどうかです。

 血液がサラサラの状態になるためには、水分補給を毎日きちんと行うことが大事です。水分は1日1・5~2リットルは必要で、特に睡眠時は脱水症状になりがちなので、就寝前と起床時にはコップ1杯の水を飲んでください。

 血圧を安定させるためには、血液循環を良くする必要があるので、有酸素運動と下半身を中心としたストレッチが有効です。

 有酸素運動は歩数より連続時間が大事なので、5分ほどの散歩から始め、徐々に10分、15分、20分と延ばしてみてください。歩幅を長く取ると股関節が動きやすくなるので、血液循環がより良くなります。

 ちなみに血管強化には、ビタミンC摂取も効果的です。サプリメントでも果物でも構いませんが、効果がしっかり出るまでには数年かかるので、継続することが大事です。

 できれば血圧計測もルーティンにしてほしいので、毎日朝夕2回、朝夕同じ時間なら週1、2回程度は血圧を計測してみてください。

 年に一度の健康診断で測った血圧より、普段の血圧を把握することの方が大事です。