【病院通いになる前に健康寿命を伸ばす! プレメディカルケア】
スポーツトレーナー・永井正彦氏が実際の相談事例をもとに解説する健康アドバイス企画。今回は建設現場で働く男性からの相談です。
【お悩み】建設現場では熱中症が大敵です。無理のない暑熱順化を教えてください。(50代男性)
【アドバイス】“厚着散歩”を1週間ほど繰り返してみてください!
【解説】熱中症対策を行ったとしても、真夏の建設現場では毎年何人かは倒れてしまうので、事前にできる対策を知りたいという男性からの相談でした。
「暑熱順化」とは、暑くなる前に体を暑さに慣らすことで、汗をかいて汗腺を開き、体熱を下げることを繰り返しておくと熱中症予防につながります。
夏前は体全体の汗腺が閉まっている状態なので、この男性には少し厚手の上着を着て散歩をすることを勧めました。
最初のうちは1日5分程度、顔に汗をかいたら、上着を脱いで汗を拭く。時間を少しずつ増やしながら、1週間ほど繰り返していくと、徐々に体が暑さに慣れていきます。ただ、厚着散歩を行う時は、直接日光に当たることは避けてください。昼間の暑い時間帯ではなく、夕方から夜にかけて行うと、無理なく体を暑さに慣らすことができます。
さらにお風呂やサウナでしっかり汗をかくと、体のむくみも抜けてくるので暑熱順化できます。
ただ、尿は出るけど汗はかかないといったように、汗をかき慣れていない人は多いので、散歩前や入浴前には必ず水分を取るようにしてください。水分も冷たい飲み物より温かい飲み物の方が汗腺が開きやすくなります。
食事で暑熱順化なら、夏場に鍋料理はおすすめです。内臓から温まるので、食事で汗をかくこともできます。












