【茜さやのほっこり温泉】フリー素材モデルにして大の温泉好き・茜さやが、全国各地の魅力的な温泉を紹介する好評連載。今回は長野の老舗旅館へ“夏の逃避行”です。

摂氏度の源泉を地下の冷水でうすめていますが、それでも熱い!
摂氏度の源泉を地下の冷水でうすめていますが、それでも熱い!

 読者の皆さま、こんにちは。毎度おなじみ、温泉大好き♪茜さやです。

 蒸し蒸しした夏みたいな暑さの日常から逃げ出したくて、ふと思い立って向かったのが長野・湯田中温泉。石畳の温泉街をカランコロンとげたで歩いていると、慌ただしい日々の意味ってなんなんだろう~て思わず笑ってしまうくらい、時間がゆっくり流れてる。

お湯から上がってテラスへ出たときの解放感もたまりません
お湯から上がってテラスへ出たときの解放感もたまりません

 そんな情緒たっぷりの温泉街にひっそりとたたずむ「和風の宿 ますや」は、創業140余年の老舗旅館。4か所の源泉から引いた湯を、当時の名残を残したお風呂で楽しめる本物の温泉宿。

太陽の光が降り注ぐ明るいロビー
太陽の光が降り注ぐ明るいロビー

 お目当てはもちろん良質なお湯。地獄谷温泉をはじめ4か所の源泉から引く純天然温泉で、なんと摂氏95度の源泉を地下の冷水で薄めているというから驚き!

 熱いよ!!!と思いながら足先からそっと入ると…全身がジリジリッとしびれるような感覚。夏なのにこの熱さ、正気?ってなるんだけど、これが不思議とクセになる。体の芯まで一気に温まって、全身の疲れがほどけていく感じ。汗もびっくりするくらいかく。

 大浴場だけじゃなく露天風呂や貸し切り・家族風呂も揃ってるから、気分や時間帯によって使い分けられるのもうれしいポイント♪

 露天に入れば夏の夜空が広がって、星を眺めながら熱湯につかるという、なんともぜいたくな時間が待っている。暑いんだけど、空が近くて気持ちいい。夏だからこその楽しみ方。

 源泉ごとに効能が異なるから、湯巡りしながらこれ何が違うんだろ?って体で感じていくのも楽しい入り方。肌触りも、温まり方もちゃんと違う。

 で、ここからが本番!

 熱湯から上がって、テラスへ出た瞬間のあの解放感! 冷たいお水をゴクゴク飲んだら、それが何より最高においしくて。夏の夜風が火照った肌に触れるたびに「あ~生き返る…」って声が出てしまうほど。この快感のために入ってると言っても過言じゃないかもしれない(笑い)。

 熱い↓冷たい、この落差こそが湯田中温泉の醍醐味。

 夏こそ、熱い温泉!! 湯田中温泉ますやさん、絶対におすすめです。

【湯田中温泉 和風の宿 ますや】長野県下高井郡山ノ内町大字平穏2296。泉質=弱塩類泉。日帰り温泉=大人1100円。貸し切り風呂=1回50分予約制2500円(事前に電話で要確認)。問い合わせ=℡0269・33・2171。交通=車は上信越自動車道「信州中野IC」から約15分、電車は長野電鉄「湯田中駅」から徒歩18分(車で約3分)。