麻雀プロリーグ「Mリーグ」2025―26シーズンの全日程を終えた「BEAST X(ビースト テン)」のメンバーが20日、都内で取材に応じた。過去2シーズンは7、9位と苦しんだが、新体制となった今季は初のセミファイナル、ファイナル進出を決め、堂々の優勝争い。最終的には4位でフィニッシュした。

 シーズンを振り返り、MVPを獲得した下石戟は「ファイナル、セミファイナルで結果を出せなかった」と悔しさをにじませたが、キャプテンとしてチームを引っ張った東城りおは「もちろん悔しかったですが閉幕式で泣いてスッキリしたというか…改めて、やっぱりMリーグの舞台は楽しかった」と笑顔。電撃復帰を果たした今季の充実ぶりをうかがわせた。

 将棋棋士とプロ雀士の〝二刀流〟で、チーム発足時から所属する鈴木大介は「アッと言う間だった」と話したが、元乃木坂46で現在はタレントの中田花奈は「本当にたくさん試合があるな…と」と苦笑い。ただ、シーズンを通じてチームにプラスポイントを持ち帰り、ファイナルでも最終週に2度のトップを取るなど大活躍。セミファイナル前には「楽しみより緊張の方が強い」と語っていたが、「いざ登板の日になったら意外と落ち着いて臨めたというか、メラメラして、絶対に勝ちたいと思って打てた」という。「自分のメンタルの強さに気付けた」とも。

 来季に向けて、大介は今まであまり取り入れてこなかったというAIに興味津々。一方、今季は下石戟に教えを受け、今では打牌選択の時に「下石さんならこれ切るよね」っていうのが浮かぶようになった中田は、来季に向けてそれをさらに磨いていく。「本当にまだまだなので、全てをちょっとずつ上げていきたいと思います」と語った。

 21日には現行の麻雀大会では最高額となる賞金総額1000万円超の大会「麻雀オールスター BS10チャンピオンシップ2026」の出場枠をかけて4人が対戦する。公式戦では初となる同卓を前にキャプテンの東城は複雑な表情を浮かべたが、中田は「いろいろ教えてくれてリスペクトするチームメートにこういうところでちゃんと勝ちたいと思います」と楽しみで仕方のない様子だった。

 なお、同試合の模様は「BS10(ビーエステン)」で無料放送される。