巨人・原辰徳監督(64)が侍ジャパンの山田哲人内野手(30=ヤクルト)の度胸に感銘を受けている。
山田は10日の韓国戦(東京ドーム)には出場しなかったが、9日の中国戦(東京ドーム)に途中出場。4―1の8回一死満塁の場面で左前タイムリーを放った。
「山田が満塁のノースリーから打ちにいったというのはすごいね。あれで(チーム全体に)勇気が出た。振れるというのはすごいこと。(自分が同じ立場だったら)打てのサインを出されても打てなかったかもしれない。あそこがやっぱり山田だよね。気持ちが強い。リスクのこと(ばかり)を考えていたら何もできない」(原監督)
それまで侍ジャパンは残塁の山を築き、なかなかダメ押し点を奪えずにいた。そんな中で山田は3ボールと圧倒的に有利なカウントから、押し出しを選ぼうとせずに4球目を強振。バットは空を切ったものの、続く外角球を左前へ。その攻撃的な姿勢にこそ価値があるという。
「史上最強」の呼び声が高い侍ジャパンの試合を通じ、原監督は自軍に対しても「やっぱりスイッチの入れ方が大きい。それが大事。ああいう(極限の)状態で143試合というのは難しいかもしれないけど、重要ですよね」と教材とすることを求めた。
屈辱のBクラスから3年ぶりのV奪回を目指す原巨人。あらゆるものを吸収し、原動力に変えていく。












