意外と細かい野球するんよ―。WBC強化試合として、予選リーグで侍ジャパンのライバルとなる韓国と戦った阪神・岡田彰布監督(65)が、実際に対戦してみての〝肌感覚〟を披露した。

 自軍中継ぎの投手陣の不調もあり、4―7で逆転負けとなった一戦。指揮官の韓国打線の印象は「初球にバスターエンドランしたり、ランナーサードでセーフティーとかもあって、ホームラン1本打たれましたけど、大きいホームランバッターじゃなしに、何かそういう細かいことをやってくるのかなっていう印象は受けましたね」というものだ。

 具体的には1―2から逆転された5回には、無死一塁から韓国の8番・ヤン・ウィジがバントの構えから、右前に落として、無死一、三塁と好機を広げたシーンや、4点差とされた8回一死三塁からはパク・ヘミンが三塁前にセーフティバントをして加点した場面などを指してのもの。

 この日の韓国代表は1番にエドマン、2番にキム・キソンのMLBプレーヤーを並べ、中軸以外にも厚みを感じさせる布陣だったが、実際の得点多くは、個人のパワーを全面に押すスタイルではなく、サインも含めた小技重視の采配が絡んだもの。やられた側の立場の将でもある岡田監督としては、いずれも失点につながった場面だけに、なおさら韓国の〝緻密さ〟は想像以上だった様子だ。