高市早苗経済安全保障担当相(61)は3日に開かれた参院予算委員会で、安倍政権当時、放送法の解釈をめぐる総務省が作成とされる「政治の公平性」に関する内部文書について言及した。

 同文書は「磯崎総理補佐官ご説明結果」と記され、同委員会で質問に立った立憲民主党の小西洋之参院議員が独自に入手した。

 その内容は放送法の解釈変更に抵抗した総務省に対し、当時の磯崎陽輔首相補佐官が「この件は俺と(安倍晋三)総理が2人で決める話だ」「ただじゃ済まない。首が飛ぶぞ」などと発言したと記されているという。

 当時、総務相を務めていた高市氏は、小西氏から「(内部文書に)高市大臣と安倍総理の電話記録があるが、こうした会話はあったのか」との質問に「信ぴょう性に大いに疑問を持っている。捏造だと考えています」と答弁。「捏造文書でなければ議員辞職するか」と小西氏の問いに対し、高市氏は「結構だ」と応じた。

 その後、放送法の政治的公平性について当時の安倍官邸と総務省がやりとりした記録とされる同文書をめぐっては、永田町関係者の間で「高市氏と小西氏の〝参院ガチバトル〟です。どちらかの主張が間違っているわけですからね…」と今後の展開にも注目が集まっている。