俳優の森田健作(73)が、タイで最も歴史のある企業大学、パンヤピワット経営大学の客員教授に任命され3日、同大学でソンポップ・マーナランサン学長から辞令が交付された。
森田のタイでの人気は〝アイドル並み〟。森田は千葉県知事在任中、台湾やタイ、シンガポールなどアジア各地にトップセールスに赴いてきたが、タイでは主演した日本テレビ系のドラマ「おれは男だ!」からのファンが多いという。放送から50年以上たつが、ドラマのDVDなどが出回り、ドラマの主題歌で森田の歌った「さらば涙と言おう」などはカラオケの上位を占める。
そんな森田の人気に着目したのがパンヤピワット経営大学だった。同大は民間企業によって設立され、地元の教育関係者によると「高いスキルを持った労働者を育成及び訓練するための大学」として認知されている。
同大学からの客員教授の依頼を受けた森田は「専門分野での優秀な技術者、技能者を育てるのは重要なことだし、さらにはタイの日系企業で働いてもらうような環境づくりが重要。日泰友好のために私の知名度を利用してもらえるなら光栄ですし、若い人のため、日泰のために汗を流したい」と自論を熱く述べた。
さらに、森田は2025年の開校を目標にIT、AIに特化した「アジアオンライン大学」の構想も提言した。これは同大学も参加し、日泰をオンラインで結んで技能者を養成しようというもの。「勉強することも研究することも大切なことですが、その前に重要なのはタイの若者が日本に関心を抱き、日本を好きになってもらい、日本で働きたいと思ってもらうことです」と森田。
さらに、「その大学では専門的な学びはもちろんですが、日本の流儀に合った教育、いわば『日本学』もカリキュラムとして盛り込みたい。将来的にはタイからアジア全域に広げていきたい」と構想を語った。












