21日に開幕したカーリングの日本混合ダブルス選手権(北海道稚内市・みどりスポーツパーク)で熱戦が繰り広げられる中、関係者の間では〝3度目の正直〟に向けた計画が着々と進んでいる。

 男女別に1チーム4人ずつで争う4人制と異なり、男女1人ずつのペア同士で対戦する混合ダブルスは平昌五輪から採用。女子のロコ・ソラーレ(LS)が平昌五輪、北京五輪と2大会連続でメダルを獲得したものの、混合ダブルスの日本勢は2大会連続で出場を逃している。

 北京五輪後、日本協会の貝森輝幸会長は本紙の取材に対し「強化委員会を中心にまた次の五輪を見据えてしっかり強化をしないといけません」ときっぱり。その上で「何が足りなかったのかをこれから見直していって、実際に戦った選手やスタッフからレポートをいただいて、それを反映した強化策をつくっていこうかなと思います」と語っていた。

 現在は悲願の五輪出場へ、強化委員会が中心となって奮闘中。有力ペアによる合宿などで強化を図っている。昨年12月の強化合宿では、ともに経験豊富な吉田知那美(LS)、清水徹郎(コンサドーレ)組が最下位に沈んだという。吉田知は「これではダメだ…」と危機感を強めており、各ペアがお互いに高め合う構図ができつつある。

 大会2日目の22日は、有力ペアの藤沢五月(LS)、山口剛史(SC軽井沢クラブ)組、吉田夕梨花(LS)、松村雄太(TM軽井沢)組、松村千秋(中部電力)、谷田康真組がそろって快勝。藤沢は「私のところで決めきれずに落ち込んだところはあったが、結果的に勝つことができた」と安堵の表情を浮かべた。

 2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪までは約3年。次なる戦いは早くも始まっている。