米大リーグ機構(MLB)公式サイトは4日(日本時間5日)にエンゼルスのペリー・ミナシアンGMが今季終了後にFAになる大谷翔平投手(28)について「素晴らしい関係だ」とし、契約延長交渉を前向きに捉えていると報じた。

 ミナシアンGMは「アート・モレノ・オーナーが球団を売却せずに改善しようとしていることに興奮している」と語ったが、大谷との交渉への影響については言及しなかった。ただ、モレノ・オーナーが長期契約を結ぶためにできる限りのことをすると信じている。

「私たちは長い間、年俸総トップ10を維持してきた。だから、それが変わるとは思わない」。現在、エンゼルスの40人の年俸総額は2億2100万ドル(約293億円)でぜいたく税支払いの基準は2億3300万ドル(約309億円)。モレノ・オーナーはぜいたく税の支払いに否定的とされるが「超えるなとは言われていない」という。

 エンゼルスに残留するかどうかは大谷次第だがミナシアンGMは代理人のネズ・バレロ氏と強い関係を持っていると語った。2021年のシーズン前に総額850万ドル(約11億3000万円)の2年契約を結び、今季は3000万ドル(約39億8000万円)の1年契約を結んで、年俸調停を2度回避している。

「過去2年間で2つの契約に合意することができたが、これは簡単なことではない。特に彼のように能力のある選手とは」と信頼関係を強調した。

 3月に開催されるWBCで日本代表の中心と期待されている大谷は侍ジャパンへの合流時期が注目されているが、ミナシアンGMは「おそらく3月1日(同2日)に日本へ出発する」との見通しを示した。2月17~27日に宮崎で行われる強化合宿には参加しないことが確実になった。アリゾナ州で行われるキャンプで投手陣は15日(同16日)に開始。既に現地で自主トレしている大谷について「シーズンに備えて準備を進めていて心配していない」とし、25日(同26日)から始まるオープン戦で先発させる方針を示した。投打「二刀流」での活躍が期待されるWBCでの起用に関しては「制限はない」と述べた。