電気自動車(EV)などを手掛ける「Terra Mоtоrs」(テラモーターズ=東京都港区)は2日、サッカー元日本代表・本田圭佑率いる「KSK Angel Fund LLC」から資金調達を行ったことを発表した。日本発のグローバルベンチャーとしての、企業成長へ向けての投資受け入れだという。KSKファンドは株主となる。
テラ社は2010年設立。e―モビリティーや金融サービスなどの事業を展開している。アジアを中心とした大気汚染など深刻な環境被害の解決を目指し、EV先進国のインドを本拠地として活動。EV2輪、EV3輪などを扱い、インド現地販売店は18年に250店を突破している。
発表に際し徳重徹会長は「本田氏は、素晴らしいメンタルタフネスで前に進み続け、日本人選手が世界で活躍するという道を切り開いてきた方です。弊社をサポートいただけることを大変光栄に思っています。日本のスタートアップ企業には、世界で本格的に戦える企業はまだありません。本田氏のサポートを受けて、弊社は日本発、世界一の道を切り開いていきます」とコメントを寄せた。
上田晃祐社長は「本田氏のビジョンや考え方は、弊社がグローバル市場において、さらなる成長を実現するうえで、非常に強力な追い風になると考えています」とコメントした。
本田も同社を通じてコメント。両氏との対話を通じて「本気でEV産業で、世界で勝つためにインドなどで戦っている話に共感し、ぜひサポートさせていただきたいと今回の出資につながりました」。昨年、インドを訪れ「これはすごいスピードでEV市場が拡大していくだろうなと実感できたことも大きかったです」といい、今後は「ライバルが多いので熾烈な競争が続いていくでしょうが、僕にできることをサポートし続けようと思います」とした。
上田氏によると、今回の出資は「応援サポーターとして弊社に資本参加いただいた」。KSKファンドは米カリフォルニア州に本社を置く。同社ホームページで本田氏は「次世代をより良い世界にしたいという想いから生まれたファンドです」と紹介している。












